大内宿の歴史 History

大内の由来
   
平清盛全盛期の治承四年(一一八〇年)、後白河天皇の第二皇子である高倉宮以仁王(たかくら みやもちひとおう)は、
源頼政のすすめで諸国にいる源氏と延暦寺の反平家勢をあてに挙兵をしましたが、この計画は予想より早く平家側に発覚し、同年六月二十四日、京都宇治川で合戦となりました。
源 頼政は討ち死にし、高倉宮は行方不明。 また、流れ矢にあたって戦死したとも言われ、伝説はここから始まりました。
そして、伝説はロマンを秘めた歴史的背景と、伝承遺跡などと共に村人に深く根付いて語り伝えられています。

伝説によれば宇治川で敗れた宮は、奈良路から近江(滋賀県) 東海道・甲斐 (山梨県) 信濃(長野県) 上州沼田(群 馬県沼田市)尾瀬(群馬県利根郡) 檜枝岐・伊南・大内・只見を通って越後 (新潟県)入り、小川荘中山村(東蒲原 郡上川村)で死去されたことになっています。
宮は二十人ほどの供を連れて、越後国に住む小国右馬頭頼之を頼りに落ちのびてきて、大内に立ち寄り、この里が都の風情に良く似ている所から、それまで山本村と呼ばれていたものを大内村と改められました。
 
 
宿場町の形成
大内は、江戸時代に下野街道の一宿場として栄え、明治以降、交通路の変化により開発を免れ、昔の面影を今にとどめています。
この街道は、すでに鎌倉の時代から会津と関東を結ぶ街道としてかなりの往来がありました。
しかし、街道の整備は行きとどいていなかったようです。
各地の街道の整備に力を入れたのは戦国の時代からで、全国統一の一環として行われました。
徳川幕府がこれを継ぎ、五街道の幹線やその付属の諸街道に対して支線の意味で、脇往還、脇道などとも呼ばれていました。
下野街道は、一つの脇街道であって幹線に比べると小規模であり、街道も宿駅も不備であったようです。
また、大内は若松へは約四里半(十六・ 五㎞) 田島へは五里(二十㎞)当時の一日行程は約八~十里であり、大内宿は中宿にあたり、本街道の間宿にあたり昼 食のための休憩の宿場でありました。

大内宿が形成されたのは、同じ街道筋にある川島宿が承応三年(一六五四 年)にできたことから考え、ほぼこれと同じ頃と考えられています。
江戸時代の街道整備は、徳川幕府の支配体制の確立と関連しており、この頃すでに、五街道 を初め脇街道なども整備されました。
 
 
今なお語り継がれる高倉宮以仁王伝説
王子を高倉大明神として観請し明治3年5月18日高倉神社と改めて今もなお、村の鎮守として祭られています。
以前は、高倉宮以仁王(たかくら みやもちひとおう)を敬い5月に祭礼を行っていましたが、田植えに時期と重なり大変忙しいため、一年の半分である半夏に祭りが移されて現在の「半夏祭り」となりました。
この辺りでは、雪が多いため田植えの時期が遅く、「半夏祭り」までは田植えを済ませる様にとなりました。
 
 
 

「イベント・行事一覧」
 

 
     
 
 
 

3月・残雪の大内宿
4月・春の花あふれる大内宿
5月・宿内こいのぼり飾り
 
3月
4月
まだ雪が残る3月。
お越しの際はお気をつけてお越しください。
4月後半から5月にかけて咲き始める桜。
春の花溢れる大内宿へぜひお越しください。
   
   
5月
 

大内宿の見晴台のところにある子安観音。
子安観音は、女性や子供の守り神で、
子宝や安産、子供たちの健やかな成長を祈ります。
年に1度だけ子安観音が御開帳される祭礼が行われ、
お神酒やお赤飯がふるまわれます。
 
こいのぼりが飾られ新緑の大内宿を
さらに鮮やかに彩ります。
 
   
   

6月・お茶会・菖蒲彩る大内宿
7月・半夏祭り・弁天様祭り
8月・三仏堂祭り・眠った流し・盆踊り・風除け祈願・二百十日祭
6月
大内宿茶会
大内宿町並み展示館にて茶会を行います。
遠い昔の旅人に思いを馳せながら
至福の一服を楽しんでみませんか。
   
7月
 
毎年7月2日の半夏(はんげ)の日に、
古式ゆかしい伝統行事・
大内宿半夏祭り」が行われます。
後白河天皇の第2皇子・高倉以仁王(もちひとおう)の霊を祀った「高倉神社」の祭礼です。
神社で神事を行った後、白装束に黒烏帽子(えぼし)姿の村の男衆らが、神輿を中心に粛々と行列をつくり、家内安全、五穀豊穣を祈願し歩きます。

前日の夜には、祭りの責任者らが「高倉神社」に集まり、提灯や行灯(あんどん)、ろうそくの明かりの中、神主さまの采配のもと、翌日の祭礼の分担や決め事を確認します。これを「宵宮祭」といいます。
一同、お神酒で乾杯をした後は、「おこもり」が開始され、深夜までお囃子(はやし)や太鼓の音が、集落に鳴り響きます。
  
 
8月
 
夜には蛍が飛び交う大内宿。
暑さ対策をしてお越し下さい。
・三仏堂祭り
・眠った流し
・盆踊り
・風除け祈願
・二百十日祭
   
   

9月・一斉放水の大内宿・防災訓練9月1日
11月・雪囲いの大内宿・朝露煙る大内宿
9月
 
大内宿では9月1日の防災の日、防災訓練の一環とし放水銃の一斉放水を行います。

時間は10時からの約3分間ですが、その光景はとても迫力があり、カメラマンの方々にもとても人気のある訓練です。

皆様も是非お越しください。
   
10月
11月
山が色づいてくる季節です。
美しい季節の風景をお楽しみください。
紅葉シーズンには大変混み合いますので、時間にゆとりをもって安全運転でお越し下さい。
・雪囲いの大内宿
・朝霜煙る大内宿
   
   

12月・正月準備の大内宿
1月・正月飾り・団子さし・年の神の催し
2月・雪まつり(第二土日開催)
12月
1月
雪が積もり始めます。
お越しの際は、暖かい服装でお越し下さい。
冬期間は、休業中のお店もありますので、
お目当てのお店があるならばお店に直接
お問い合わせすると良いかもしれません。
雪景色の大内宿となります。
冬期間は、凍結があるかと思いますのでお越しの際は、十分お気をつけ下さい。
 
   
2月
 
大内宿雪まつり
2日間にわたって開催されます。
日本一の団子さし、そば食い競争、時代風俗仮装大会や、馬場ゆかりさんによる歌謡ショーなど楽しいイベントが盛りだくさんです。
男衆による御神火載火、冬の澄みきった空に打ちあがる大迫力の花火などもお見逃しなく。
   
 
 
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